今はやりのオンラインゲーム。みんな当たり前のように楽しんでますよね。
でもふとおもったのです、「ゲームってなんだろう・・・」って。
一昔前まで、ゲームといえばトランプやunoのような実際のカードを使ったゲーム、学校やどこかのイベントなんかで子供たちを集めてやるバーチャルではないリアルワールドでの大規模なゲーム、いわゆるテレビゲームやビデオゲーム(この言葉には多くのかたが、反射的に「もうおわりにしなさい!」なんてぴしゃりとお母さんに言われたひやりとした思い出を思い浮かべるのではないでしょうか)などでした。ビデオゲームはお年玉でふんぱつしてかったり、クリスマスプレゼントにサンタさんにお願いをして、何日もわくわくしながら待つ子供たちが多かったように思います。まさか今のいわゆるオンラインゲームのように見知らぬ他人のプレイヤーたちとあらかじめ決められていないゲーム進行で勝つか負けるかわからないぞなんていうゲームがこの世にあらわれるなんて思ってもみませんでした。あの頃ゲームはあらかじめ各セクションの道筋が決まっていて、見事クリアできるまでは何度でも同じ過程をくりかえすのみでした。もちろんこのタイプの本当に優秀なゲームは今でもたくさんあります!しかしそれらのゲームでさえも、3D画面を駆使してつくられたまるで別の世界に入り込んでしまったかのような、スクリーンやモニター画面をみていることをついつい忘れてしまうような見事なものばかりです。ゲームの世界はその他の人間の生活に欠かすことのできない重要な科学技術とおなじく大きく進化して、現在多くのひとびとの生活の、人生の一部となりつつあります。多くの才能ある作り手たちは、深い世界観をひとつのゲームに組み込んで言葉や文章では語りつくせないメッセージをしずかに語ります。メッセージの受け手、つまりプレイヤーであるわたしたちはその深淵なる世界に魅了され、人生をふりかえり、一つのゲームを終えた後はまるでながい感動映画を見終わったときのような感慨にふけることさえあるほどです。ゲームはもはやひまつぶしのこどもの遊び道具ではなく、ながいながいストーリーを語る本や漫画あるいは映画、演劇、ドラマとならぶあらたなアートとなるべく日々進化しつつあります。技術の面においても、たとえばいくつかの3Dゲームではあまりにリアルな登場人物たちがあらわれ、「ここまでできるんならそのうち人間の俳優なんかいらなくなる気がする・・・」などと内心感心してしまいます。「ゲームってなんだろう・・・」この問いの答えもしかり、「ただの遊び道具」からひとそれぞれがそれぞれにゲームに意義を見出し、多くのクリエイターたちがそれをゲームというかたちで表現しはじめています。長くなりましたが、このブログではこの問いかけにみなさんひとりひとりが他の人とは違う自分だけの答えを見出していただけるように、そんな願いを込めてジャンルにとらわれずにさまざまなゲームをご紹介していきたいと思っています。みなさんが気に入っていただけるゲームがきっとあることを祈っています。それではぜひ、これからの投稿を楽しみにしていてくださいね!